先日12/7(土)磯ノ浦にスキムボードに行ってきました。
スキムボードを初めてから通算50回目です。やり始めたときはもっとすぐに綺麗なターンができるようになると思っていましたが、50回目でもまだまだです。
この日は今年一番の寒気ということで1ケタ台の気温の中、大阪から4名で向かいました。自分以外の3人はいずれも今年(2019年)に始めました。
寒さでスキムボードを嫌いにならないように、彼ら彼女らの防寒対策も万全にしていきました。
新しいウェットスーツで冬スキムに励むビギナーの皆さん、リスペクトです。
スキムボード 50日目
50日目にしてターン時の荷重と抜重のタイミングを少しだけつかむことができました。
これまで横ノリ系はスノーボード・スケボー・スキムボードと経験してきましたが、自己流だったので体重の使い方は全てなんとなくでした。
先日スキムの大先輩から荷重・抜重の重要性を教えていただいて今回はそこを重点的に練習しました。
スキムボードはテイクオフ直後が一番スピードが早く、そこからは空気抵抗や水面との摩擦で減速していくのみです。テイクオフ後に加速できるのは波をキャッチできた時です。当たり前ですが、ただ正面からぶつかっても波の力は使えません。「浜から沖」方向への力を、波を利用して「沖から浜」方向に転換する必要があります。フィンの無いスキムボードでそれらを行うにはレールワークと荷重抜重を駆使してターンする技術が必要です。波の大きさやテイクオフの進入角、波に届くタイミング等によってレールを入れる角度や荷重抜重を調整して方向転換を行います。
スキムボードのターンはこのようにさまざまな物理法則を操る技術が詰まっているんですね。
どれか1つだけの技術でも無理やり曲がることはできるかもしれませんが、美しいターンをするには様々な技術を最適なタイミングと加減でできるようにしていく必要がありますね。
ターンに必要な技術まとめ
ターンに必要な技術を、スキムボードを50回やってみて感じた優先順に並べてみました。
- 1.スピードを保って割れる波にあてる
- 2.レールをいれる
- 3.荷重・抜重
- 4.目線
- 5.上半身を先行してひねる
今のところこんな感じの優先度で意識しています。
スキムボード100回目にはどのように考えが変化しているでしょうか。先人の通った道を学び、考察と工夫を忘れずに、スキルアップしていきます。