私は現在クーラーボックスを3つ所有しています。その中で一番小さなサイズのものは、ドライブの時やスキムボードの際に使っているもので、ラフに使っても気にならないホームセンターなどで売られている安価なものです。
今回はこちらのクーラーボックスの保冷力アップとドレスアップに挑戦してみます。
用意した材料はこちら。
- ・アルミマット
- ・エマージェンシーシート
- ・アルミテープ
- ・バンパープライマー
- ・ラッカースプレー(シルバー/クリア)
- ・マニキュアトップコート
- ・ステッカー(ノースフェイス)
まず上蓋をバラします。
安いクーラーボックスのパーツはプラスチックの爪で軽く固定されていることがほとんどなので、手だけでどんどんバラしていきます。
全てのパーツをバラしました。構造は単純で、本体と蓋それぞれプラスチックの二層式、中に断熱材として発泡スチロールが挟まれているだけです。これだと保冷力が低いのは当然ですね。
断熱材である発泡スチロールにアルミマットを巻いていきます。完成後は完全に隠れるので見栄えは気にせずアルミテープで素早く貼っていきます。
上蓋の断熱材も同様にアルミマットをアルミテープで固定していきます。
組み立て時に隙間があまり無さそうな部分はエマージェンシーシートを貼っていきます。
クーラーボックスの外側の油分を落として、プラサフなどで塗装が安定しやすくした処理した後、ラッカーを吹き付けます。
何度か重ね塗りした後、クリアスプレーを吹き付けます。
取っ手等小さなパーツは余っていた黒ラッカーで塗装。少し足りなくて不完全になってしまいました。
塗装が終わればバラしたときと逆の手順で組み立てます。はめ込んでいくだけなので簡単です。
一旦組み上げてみましたが配色が微妙です。
思いきって全てシルバーにし、ステッカーを貼り、防水・防汚対策にマニキュアトップコートでコーティングしてみます。
かっこよくなりました。かかった材料費は1000円未満です。アイアン塗料とか使って本格的にメタル化したかったのですが、クーラーボックス本体が980円だったのでこれ以上コストをかけるのは気が引けました。
スキムボードに持っていきましたが、以前は帰りには全て溶けていた氷が、同じぐらいの気温や量で半分以上残っていました。体感では保冷力が1.2~1.3倍くらいにはなったんじゃないかと思います。
クーラーボックスは構造が単純なので、DIY初心者にもチャレンジしやすいかと思います。倉庫に眠っている古いクーラーボックスや、安価なクーラーボックスをカスタムすると、機能性アップや見た目のオリジナリティが出て愛着が高まるかもしれません。興味がある方はぜひチャレンジしてみてください。