今回旅行の日程の全てが雨予報だったのですが、2日目も目が覚めるほどの快晴立ったので、残りのメンバーが石垣島に来るまで、早朝から鳩間島へ行くことにしました。
鳩間島
個人的にこれまで何度も石垣島に訪れましたが、まだ上陸していない島が2つありました。その1つが鳩間島です。
バックパッカーや現地の人に、「八重山で一番美しい海はどこか?」と聞くと、ほとんどの人が「波照間島」と答える中、「鳩間島が一番」という人もいました。
今回はその真相を確かめるべく、期待して鳩間島へ向かいました。
鳩間島は西表島の北部に位置し、徒歩約1時間で一周できるほど小さな島です。
鳩間港に着くと、目の前が集落です。この島は集落以外は整地されていない道がほとんどらしいので、自転車等は借りずに徒歩でまわることにしました。
島の入り口で写真に納めた地図を頼りに、直感で対岸にある島仲浜を目指すことにしました。しかし、地図の細部がざっくりしていたため、集落を抜けるといきなり道に迷いました。
向かいから原付できた島のおじーに、「この先は行き止まりさ」と教えてもらい一度集落に戻ります。
夕方のフェリーまでまだまだ時間はあります。焦らず寄り道した風景も楽しんで田舎道を進みます。
島仲浜
植物に囲まれた沖縄感MAXの道をひたすら進むと、第一の目的地「島仲浜」にたどり着きました。
確かに透明度はかなり高いです。波照間島のニシ浜と比べても負けていません。
白い砂浜と遠浅のリーフが続くビーチ。透明度は八重山でもトップレベルです。
鳩間島でシュノーケリングをするなら、この島仲浜か、次に立ち寄った立原浜がよいかと思います。港についたらまずここを目指して島を縦断するとよいでしょう。細道を抜けると素晴らしい景色が広がります。人工物は一切ないので、飲み水や非常食を持参し、ゴミはしっかり持ち帰り美しい自然を守りましょう。
ここでシュノーケリングをするか迷いましたが、もっと適した浜がないか気になったので、写真撮影のみで隣の浜へ移動することにしました。
立原浜
島仲浜から徒歩約5分で武士屋跡に着き、すぐ隣に立原浜がありました。
こちらも島仲浜同様抜群の透明度です。
浜手前のリーフを抜けさらに沖に出ると熱帯魚が多くいる非常にきれいなスポットに行けます。
外洋と隣接しているのでリスク(離岸流や危険生物)も多く、シュノーケルだけでなくライフジャケットやラッシュはあった方がよいと思います。ウミヘビやゴマモンガラを見かけました。
この浜のサンゴは元気で非常に美しかったです。サンゴには決して触らず、ゴミは必ず持ち帰りこの美しい自然を守っていきましょう。
屋良浜
島の西側半分を一周する形で鳩間島南西に位置する屋良浜へ移動しました。
こちらは広い砂浜が広がり、日陰もあったので島仲浜・立原浜よりも安全でファミリー向けなビーチと思います。
あいにくビーチ正面に雨雲がかかっていましたが、晴れているともっと美しい青色が見れそうです。
鳩間島灯台
一度集落に戻りましたが、時間がかなりあまったため鳩間島灯台に行きました。
一見どこから灯台に行けるのかわかりにくいですが、鳩間中森という場所の奥に灯台に上がる階段があります。
島の全方位が展望できます。
竹富町立鳩間小中学校
先日テレビでたまたまこの学校に通う生徒を特集しているのを見ていたので、どんな学校なのか正門の前まで足を運んでみました。
海に隣接しているようで、こんな美しい海のそばでのんびりと学生生活を送れるのはいいなと思いました。
鳩間簡易郵便局
学校から港に戻る際に簡易郵便局があります。
電子メールが発達した今、手紙を出す機会は少ないと思いますが、ここから日本全国に手紙が送れるのは単純にすごいなと思います。
鳩間島の感想
いい意味で何もありませんでした。八重山で一番何もない島かもしれません。
ただし、八重山で1,2を争う綺麗な海があります。それだけで1度は行く価値があると思います。
観光地としては未開発なので、自分のように作られた観光地よりも自然を求める人にはピッタリかと思います。
初来島でしたが、帰りのフェリーの時間まで少し時間が余ってしまいました。
フェリーで15分程で行き来できる西表島とセットで周るのが賢いかもしれません。
ただし鳩間島への1日のフェリー発着便は他の島に比べて少ないので、事前に確認・計画して向かうことをお勧めします。
焼肉やまもと
夕方の便で石垣島へ戻り、この日すべてのメンバーと合流して有名店「焼肉やまもと」で夕食をとりました。
離島ターミナルやユーグレナモール等中心地から少し離れているにも関わらず、何か月も前に電話しないと中々予約が取れないほどの人気店らしく、私は今回初来店でした。
結果は今まで食べた焼肉の中ではNo.1でした。
お値段もそれなりにしますが、味を考えると納得です。
良いお肉をたくさんいただけました。ごちそうさまでした。