こんにちは、CA2です。
私はロングステイジャムではDJをさせていただいています。DJとしてのキャリアはまだまだこれからですが、これまでにもいろんなDJの影響を受けてきました。
クラブプレイやMIXCDを聞き漁り、インスピレーションを受けてきましたが、自分がいいなと思うDJのポイントは2つあります。
・原曲に対するリスペクトがあること
・リスナーの想像を越えること
原曲にリスペクトがあるかないかは、その曲のファンが聞けば自然とわかると思います。
「この曲のこの部分がいい」
「この曲はイントロから聞きたい」
とか、その曲を愛している人間にしかわからないポイントを共有できることはDJの醍醐味だと思います。
もうひとつのポイント、「リスナーの想像を越えること」とは、リスナーの知らない曲やサンプリングソース、カルチャーや時代の繋がり、または過去誰もやっていない流れ、等をMIXで魅せることです。もちろん、ターンテーブルの操作テクニックで魅せることもあると思いますが、個人的には独自の選曲センスで魅せるDJが好きです。
DJに限らず、全てのクリエイターに言えますが、表現する側のオリジナリティや斬新さがあって初めて「その人でなければならない」理由になると思ってます。誰かのコピーは上達のためには必要なことですが、その先にはオリジナリティを見つけられた時初めて「クリエイター」と言えるのではないでしょうか。
そんなポイントを全ておさえたレジェンドDJのミックスを紹介します。
King of diggin’ こと、
DJ MURO による ATCQ MIXです。
私は過去300枚以上MIXCDを買いましたが、このMIXがNO.1です。家宝と言っても過言ではない1枚。
あるショップでかかっていたのですが、あまりの繋ぎの心地よさに、すぐにスタッフに尋ね、もらったヒントをもとに、いろんな店で探し続けやっとたどり着いた思い入れの深い1枚。※実際には二枚組です。笑
ATCQやQ-Tipの有名曲から隠れた名曲まで勢いよく繋ぎ続ける「Movement Side」と、そのサンプリングソースをMURO的見せ方で繋ぐ「LOVE SIDE」の豪華二枚組です。
MURO / TRIBE VIBES
価格:2,057円 |
a tribe called quest好きの私(リスナー)の想像を越えまくった1枚!要チェックです。