つづきます。
外で音楽を流すとき、最初の壁になったのが、「電源」の問題でした。
ラジカセとipodでなんとかなっていた初期は、電池を大量に用意しておけばなんとかなりました。
単1電池20本位用意して一回のジャムで2000~3000円。
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ipodからPC+DJコントローラーバーへのバージョンアップを行うと電源が複数必要になる。予算の関係上すぐには用意できなかったので、まずはどのくらいの電力が必要になるのかテストすることから始めました。
あと、なるべく省エネで済ませられるコントローラー探しも平行して進めました。
そして選んだコントローラーがこちら。
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持ち運び可能なサイズて、しっかりとした作り。
プラッター(レコードのかわり)の動きの重さや、反応など、自分好みに細かい調整ができ、スクラッチもなんとかなりそう。
何より電源供給がUSBから可能で、PCの電源がある限り使える?
買った当時は60000円位しましたが、メーカーのVESTAXが2014年に破産したためか値崩れしています。
VCI300だと中古で5000円未満!
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マーク2でも1~2万で購入できてしまいます。
もちろん会社が存在しないためアフターサービス等はありませんが、
よくできたDJコントローラーなのでお値打ち品ですね。
まずはコイツを導入して、ノートPCをメンバーからかき集め、PCの電源が切れたら別のPCに変えてDJを続ける、という力業の運用でロングステイジャムをバージョンアップしました。
どうやら、1つのPCでDJできる時間は1時間から1時間半のようです。
2,3台のPCが集まったので、この頃のロングステイジャムはDJタイムは3時間ぐらい、あとはmixCD!笑
不完全ながらも試行錯誤しながら少しずつジャムがパワーアップしていきます。
「オープンからクローズまでDJしたい」
オープンからクローズまでDJプレイができるのは普通のイベントでは当たり前ですが、自分がやりたいのはあくまでも無料のイベント。継続して続けていくには、いかにコストをかけずにやりたいことを実現するかがポイントになってきます。
まずは発電機を試してみましたが、持ち運びできる軽いタイプだと、ガソリン満タンで持って4時間ぐらい。音もなかなかうるさく、DJブースから相当離さないと曲が聞こえませんでした。(住宅街の工事などで使われる最新の機種なんかはかなり静からしいです。高いので手が出せませんが。。)
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同じような悩みを持ってる人がいないか、イベントを開いている知り合いや、ネットで調べてみたけれど、
「野外イベント = 発電機」
は常識のようです。
ジャムを始めた頃は2ターンテーブル+ミキサー等がまだ持っていなかったため、PCの給電ができればそこからUSB経由でコントローラーにも給電できるので、
「規格外のモバイルバッテリーがあれば可能じゃないか?」と考えました。
バイクや車のバッテリーを家庭用コンセントの電圧に変換して使う、とかソーラーパネルとかいろんな方法を検討しているうちにこれにたどり着きました。
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驚異の75800mAh。モンスター級の容量です。
この「スゴイバッテリー」にインバーターを併用することで、家庭用コンセントが外で使えます。しかも静音。素晴らしい。
USBで充電できるものならケーブル直差しできます。
キャンプに持っていくとスマホの充電切れはまず起きません。
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「スゴイバッテリー」+「インバーター」を購入し、
ジャムで試してみたところ、PC+コントローラー程度なら10時間以上充電できた。
大きめのアンプでも6時間以上音を流し続けられる。
なかなかいい値段しましたが、クラブを一回借りるよりも安い値段で今後野外の電源に困らずイベントができると考えるといい買い物だったと思います。
テストしたジャムの次回までにはもう1セット追加購入しました。笑
最近だとさらに容量の大きい、こんなのも出たみたいです。
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これも試してみたいですねー。